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「 無題 」
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無題
20090205.jpg相変わらず個人的なことなのですが。

僕の好きなアーティストにウルフルズ、
っつうかトータス松本氏がおるのですが。
氏の愛猫ソウジが、先日2日お亡くなりになりました。
松本氏がJ-WAVEのレギュラー番組内にて、
(公共の放送上非常に抑えてはいましたが)
おそらく涙をこらえながら
淡々と、ソウジのことを語っておられました。

僕が、仕事をしつつそんなラジオを聴き、
雀ほどの涙が目尻に滲んでいたのには理由があります。


先月上旬。
正月気分の抜けた頃。
我が家でも可愛がっていたウサギを亡くしておりました。

僕と妻にとって、我が子そのものだった存在が、
ぽっかりと穴をあけたように突然居なくなってしまいました。

もともと臆病でおまけに病気がち。
おそるおそる、それでも大事に大事に可愛がり、
あれよという間の8年間。

いつだか調子の悪いときに動物医に診てもらった際
生まれついてのウィルス感染および不正咬合と云われたわりには
頑張って生きてくれました。
(ウサギの平均寿命は7、8年らしい)

家に帰る度にただいまと声をかけることも、
あまり驚かさないように静かに戸を開けることも、
換毛期の抜け毛や部屋中のウンコシッコに一喜一憂することも、
溜まった目ヤニをこしりとって嗅いだり(これがまた臭い)することも、
頭から背中尻にかけて撫でた時の手触りに狂喜することも、
ものを食べている時の口元を眺めて休日を過ごすことも、
もう無いのだなあ、と。

先のトータス氏のラジオを聴いていたら、
ここしばらく落ち着いていたものが
また甦ってしまったわけです。

はー。
こんなことでは
いかんいかん。

(月ウサギ語でありがとうと何べんも言いたかったハシダテ。
ちなみに写真のウサギはうまいよながーいよ)
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